文科省がまた変なことを考えている?

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200402180373.html
 中教研審議会が小学校で英語を教えるように検討しているとか。
 その前に日本語をしっかりさせることだろう。それともアメリカの属国にでもするつもりか?

 英語が使えないと世界で通用しないと思っているのなら間違いだ。日本がこれから必要なのは優秀な人材だ。地下資源もなく、農作物もだめ。輸出できるのは技術と人材。それを育てるのに英語にこだわる必要はない。すばらしい技術、欠くことのできない人間であれば、言葉は問題ではない。必要なら、世界中が日本語を学習するようになる。

 それともそんな自信がないからこそ、今から英語だけでもと考えているのか?あまりにも情けない。

 英語に割く時間があるのなら、生活科を止めて、しっかりと理科と社会をやって、算数の計算力をつけて、漢字を読み書きできるようにして欲しいものだ。
 家の子どもの宿題をみていると、漢字も計算力もまだまだ足りない。先生が忙しすぎて、宿題を採点できないから宿題がない日があるというのもなぁ。学力の低下を懸念しているのであれば、それなりの対処をして欲しいのだが…。先生が問題なのではなく、教育現場が忙しくなっている現状に問題がある。下らん議論ばかりしている奴らに高給を払うのなら、一人でも多く現場に教師を!
 未来の日本を担うのは今の子どもたちなのだから、年寄りが、自分の英語コンプレックスのために、英語をやっておいた方がよいのではないかという、「老婆心」は止めて欲しい。

 日本語が十分にできない状況で英語を教えて何になるのだ? また机上の空論を展開しているようだな。>文科省