講談社の「本」

 出版社から書籍の宣伝用の無料の冊子が月刊で出ている。私は講談社の「本」と岩波書店の「図書」を年間購読している。
 図書は中学生の時から、本は創刊時から愛読している。大きな書店で無料でもらえる。年間で送ってもらうには数百円ほど送料が必要。宣伝誌と言っても中身は結構充実している。近日中に発行される本を著者が宣伝している場合もあれば連載モノで最終的にそれが新書になる場合もある。後者の場合、ただで新書を読めたことになる。(ラッキー♪)
 著者が宣伝している場合では、面白そうだと思って、つい買ってしまうこともある。(それって、結局宣伝誌の役目を果たしたといえるわけだね。)
 岩波の図書は非常に固め、講談社の本は分野も広く、連載モノも結構あって、楽しい。ここを読んでそうな人で、本が好きな人ならこちらがお薦めだ。
 講談社の「本」のHPはここ
 ただで、毎月これを読んでいるだけでもかなり良いものを読ませてもらえると思います。表紙は安野光雅でおしゃれだし、良いよ。倹約家のあなたに。

 その昔、「本」がまだ発行されて間もない頃、梅田の旭屋書店で「講談社の本ください」と言ったら、怪訝そうな顔をされた。当たり前だな。本屋さんで本をくれと言われてもなぁ。売り物だし…と思われた違いない。もっと別の名前にしてくれよなぁと思った次第である。その後、早く年間予約できるようにしてくれと要望出したりして、今に至っている。