幻の水素社会読了

 幻の水素社会 (ペーパーバックス) 日本はこれから圧倒的多数の貧乏人とごく少数の大金持ちという構図になると、前から何度か言ってきたが、これは世界的な動きらしい。そのように動きを進めている連中がいるらしい。たとえば、今のブッシュ政権の周辺にいる「ネオコン」と呼ばれる新保守主義のメンバーがそうらしい。例のイラク攻撃を仕掛けた連中だ。
 たとえ日本国内で小さい井戸の中で圧倒的多数の貧乏人とごく少数の大金持ちになったとして、世界全体として、「勝ち組」になれるのかというと、残念ながらだめだろうって話だ。世界を牛耳っているのは欧米の白人たちだ。(世界銀行IMFその他国際的な機関で主要なところは結局欧米の白人が握っているではないか。国連なんか何もできない機関にはそれ以外の国の人間に割り振られているが、拒否権を握っているのは主に白人たちだしな)
 結局はキリスト教徒VSイスラム教徒(今のイラク絡みでもそうでしょ。同じような話なのにアメリカが北朝鮮の話には真剣にならないのは、この構図からはずれているから興味がないのだ。なぜ興味がないのか。経済的、覇権的にも利益が見えないからだ。あんな小さな半島で地下資源もないところには興味が湧くはずもない)ほんま、大昔からやってますな。この構図。全然変わっていないことですよ。
 しかし、このままだと枯渇しそうな石油をイスラム教徒に牛耳られるのは欧米白人としては黙ってみていられないのでしょうね。というか、勝ち組のまま世界を支配するにはそれを封じるしかないって考えですよ。
 
 2020年を一つの目途として、日本は勝ち組に残れるのだろうか? さまざまな技術革新が成功しないと、非常にやばいことになるそうだ。白人に好かれていない黄色だからな。(マジかよ)
 
 明日からは「ほめるな」講談社現代新書だ。「ほめる教育」が子どもを潰すって本当? 読んでみます。ほめるな (講談社現代新書)
 そして、家の子どもに応用してみます。