「ヤバイ」ニュース

 上の「ヤバイ」についてのニュースソースです。

「あなたの肝機能はヤバイ数値です」−。本来とは正反対の意味で使う「ヤバイ」などの若者言葉が広まっているが、近い将来、医療現場でも使われかねない事態になってきた。医療関係のNPO法人医学生を対象に行った調査で、「ヤバイ」という言葉を肯定的な意味で使っていた若者は半数以上。日ごろから「ビミョー」「フツー」の誤った使い方をしている医師のタマゴも多かった。関係者らは「医療不信を加速させてしまう」と懸念している。
詳細はこちら…http://www.sankei.co.jp/enak/2005/jul/kiji/21yabai.html

 確かに、医療現場で使われる言葉に二面性があると非常にヤヴァイですね。
 
 ちなみに、「適当」って言葉もかなり「適当」に使われていて、本来の意味を失いつつあるようでいて、まっとうな使い方もされている。文脈から判断するしかないが、それでもややこしくなる。

偉い人「あの件、いろいろとややこしいけど、適当に対処しといて」
 部下「はい、適当に処理しときます」
…後日…
偉い人「で、あの件、きちんと対応してくれたんだろうね。」
 部下「はい、適当に処理しました」
偉い人「だったらなぜ苦情が来るんだ。いい加減な対応しかしてもらえなかったと怒って来ているぞ」
 部下「言われたように適当にあしらっといたんですが…だめっすか」
偉い人「だめっすかって、君。きちんと対応しなけりゃいかんだろう。私はそう言ったはずだ」
 部下「適当に対処してくれっておっしゃったじゃないですかぁ」
偉い人「そう、その通り、適当に対処してくれれば良かったんだよ…なのに君はいい加減な対処しかしていないからこうなったんだろうが!」
…この平行線は無限に続く…

 ってね。
【追加】

先生「なんだ、君、この答案は。むちゃくちゃじゃないか。『いわば』という言葉を使って適当な短文を作りなさいなんだぞ、これは。なのに…」
生徒「だから、適当な短文を書いじゃないですか。『大きな波が来たので、いわばの陰に隠れた』のどこがおかしいんですか!」
先生「いや、だから、適当に書けばいいってワケじゃない。適当な短文を書くのだ。」
生徒「どうちがうんですか。」
先生「それにこの『いわば』は『岩場』ではない。」
生徒「なぜ岩場ではいけないんですか。どこにも書いて無いじゃないですか。」
…この平行線は無限に続く…かもしれない…
※だから問題は正確に書かれていなければならない。

ってか。