終戦記念日

白いケロロ

 大東亜戦争が終わって60年。
 暑いよ〜とかヘトヘトだなどと、暢気にテニスできるのも、平和な現状があってこそなのだ。そう言う意味で、感謝したい。
 戦争によって亡くなられた方々があってこその今である。その今が決してすばらしいバラ色の世界ではないが、少しでも良いものにして、未来を託していきたい、のだが…。
 
 今のamazonの売れている本の上位から拾ってみると…
1位 『マンガ嫌韓流
3位 『新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論』
4位 『あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書』
5位 『マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究』
 …ベスト5の中に4つも戦争関係あるいはアジアとの関係についての本が上がっている。しかも、いずれも「日本は悪くない」と主張するものばかり。(って詳しい内容は読んでいないので知りません。敢えて購入して、時流に乗っているそれらの人たちにお金儲けさせるのもイヤだからなぁ)
 これについての議論はここでは避けるが、なんとなく薄気味悪い。
 我々日本はこれから何を目指していくのかを考えないと、近い将来とんでもないことになる。アジアとの関係をどう築いていくのか、いつまでも経済主導で続くと思ったら大間違いだ。数百兆の借金のある国だ、いつ破綻してもおかしくない。そのとき、近隣のアジアはどう動くと思いますか。決して他人事の話ではない。それほど未来の話ではない。だから今、考えなければならない。
 日本が正しかったのだと言い切るのも愚かだが、平身低頭だけでも前には進まないのではないか。未来を思い、未来に向けてできることを今すべきだと思う。
…なんてことをちょっと考えました。終戦記念日