「戦争学」概論

 今日は出張モードだったので、鞄が違うので入っている本も違う。
 で、読んだのはこれ…

「戦争学」概論 (講談社現代新書)

「戦争学」概論 (講談社現代新書)

 これまた、なかなか面白い。以前に「地政学」が流行ったことがあった。私もおそらく一冊ほど読んだことがある。恐ろしい感じさえした。世界というか欧米ではこんなものの考え方をするんだと。日本がアホな政治家が勢力拡大のためとか足の引っ張り合い程度の感覚でしか議論していないのに、相手はこんなことを考えているんだ。これでは何度戦争をやっても勝てないなと思った。
 今は戦争の時代ではないというかもしれないが、世界の中で生き残っていくには世界戦略無しには生き残れない。このままでは確実に日本は沈んでしまう。
 
 田中角栄アメリカのロッキード事件で失脚したウラの背景があるってことが読んでいて分かったけど、なかなか面白い見方だ。確かにそういえるかもしれないな。
 って感じで、面白そうだ。
 戦争が面白いってワケではない。戦争学あるいは地政学は戦争をしないためにも世界で日本の立場をしっかりと築くためにも必要なものだと思いました。でも、まだ読了したわけではない。