MADS

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管理注意欠陥症候群(MADS;management attention deficit syndrome)って知ってた?

モバイルツールやモバイルアプリケーションに依存している人にとって、表向きの目的は生産性を高めることのはずだ。だが実際には、デバイスを脇に片付け、目の前にあるタスクに注意を払えるようでなければ、かえって生産性を損なうことになってしまう。そして、損なわれるのは生産性だけではない。面と向かって直接話をできる会議の場でまで、モバイルデバイスを手放せないようでは、コミュニケーションも損なわれるだろう。そうなれば、プロジェクト自体が脱線したとしても無理はない。だからこそ、MADSは壊滅的なのだ。
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 知らないうちにMADSにかかっている可能性は、誰にでもある。私が最近出席したマネジャー会議では、「生産性の改善のために効率的に技術を組み込むこと」をテーマに話をした人物が、自分がBlackBerryと2つの携帯電話で計16個もメールアドレスを持っていることを上機嫌で披露していた。
 この人物は、自分が日ごろいかに大量のメールを処理しているかを自慢した。彼は毎日450通程度のメッセージを受信し、4時間かけて、そうしたメッセージのチェックや返信を行っているという。45分間のスピーチの間、この人物はBlackBerryを一度も手放さず、画面を確認するのに話を3回中断し、返信を打つために話を1回中断した。その間ずっと、彼はこの行為に対する周囲の反応、つまり完全な嫌悪感に気付かずにいた。彼がようやくそのことに気付いたのは、プレゼンテーションの最後になって、この会社の社長が出席者に対し、「拍手する代わりに、携帯電話でお礼のメッセージを送ろう」と提案したときだった。
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/0608/11/news02.html

 私も多機能な携帯やPDAなどデジタルがジェットが好きなので要注意だな。でも、仕事のときは基本的に身につけていないので、今のところ問題無し。(と油断していると危険だな)
 MADSの危険を端的に表しているのが運転中の携帯電話だ。運転中の通話は禁止さえているのに、未だに通話している人をよく見るのはやはりMADSなのか。恐ろしいな。