空想社会小説??

 2006年12月教育基本法が改定された。「愛国心」が評価される。
 2006年12月防衛庁が年明け1月9日から防衛省に昇格することが決まった。

 それから数年後…
某教師「おまえは国を愛しているか」
生徒A「愛しているとかじゃなくて、いや、ってか、う〜ん」
某教師「すぐに返事できないおまえは非国民だな」
生徒A「自分は日本国を愛しております!!!」
某教師「そうか、じゃあ、国を守れるな」
生徒A「え?…」
某教師「愛している国を守るのは国民として当然の義務だ。そうだな。」
生徒A「あ…はい。」
某教師「だったら、国を守るために防衛軍に自ら志願するのは当然だろう」
生徒A「でも、日本はまだ徴兵制じゃありませんしぃ」
某教師「徴兵制ではないからこそ、自ら志願して国を守るべき兵士として参加するべきだと思わんか」
生徒A「でも…」
某教師「なんだ、おまえの愛国心はその程度か。そんなものは愛国心とは言わないぞ。愛国心の評価は最低だ。覚悟しろ。愛国心評価は公表され、おまえは近所の笑いものになる。ハハハハハ…」
 …なんて会話が交わされるようにはならないだろうか。十分に起こりうる可能性があるような気がする。確かに徴兵制は敷かないかもしれないが、志願しないものは非国民だと言われかねない「愛国心の評価」という形にならなければよいのだが。それでなくとも少なくなってきている子どもたちを戦争に追いやって死に至らしめたら、残された老人ばかりでこの国は生きながらえると思っているのか…。

 という話を思いついてしまいました。この物語はフィクションであり、特定の個人・団体をモデルとしたものではありません。ご了承下さい。まぁ、休みの日の朝のたわごとです。