「反戦軍事学」読了

　憲法改正がなんとなく流れのようになってきている今の時代、戦争に賛成であれ反対であれ、もっとしっかり軍事について知らないと議論にすらならない。また、よく考えないと「誰か個人」の利益のために戦争をさせられて、殺される羽目に陥らないとも限らない。
　まずはじめに読んでみるには良いかもしれない本だ。

反戦軍事学 (朝日新書)

　できれば同時に先日紹介した「インテリジェンス　武器なき戦争」も目を通しておくと良いかもしれない。今の時代、兵器で戦うだけが能じゃない。（っていうか、昔から情報戦は非常に重要な戦いの基本だったんだけどね。今の日本はそれを忘れているようだから困ったもんだ。でも、今の首相は何か情報局みたいなものを作ろうとしていますが、さてきちんと機能できるのでしょうか。それを使いこなせる政治家がいて初めて意味があるんですけどね。）