ファイアーウォールが必要なのは「マシン」より「人」

http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0403/22/news030.html
 「欺術」という本でハッキングのテクニックを暴露したミトニックも記事に登場しているが、同書にもあるように、ハッキングを仕掛ける上でポイントになるのは頑丈なハード、ソフトウエアのプロテクトより、それを扱う人間の弱み、弱点をついてくる。
 どんなに頑丈な防壁でもそれを扱う人間が脆いと、簡単に必要なパスワードをもらしたり、情報を出してしまったりしてしまう。
 同書にはなかなかうまい言い訳の例がたくさん出ていた。
欺術(ぎじゅつ)―史上最強のハッカーが明かす禁断の技法

 昨今、たくさんのパスワードがあって、その管理が大変なので、一つで済ませてしまっている人が多いことが問題になっているし、めんどくさいからモニタに貼ったポストイットにでかでかとパスワードが書いてあったりと人間の方が限界に来ているようだ。あきませんなぁ。

 だからこそバイオメトリクスなるものが出てきているのでしょう。さて、どうなることやら。