ナノテクをどう扱うべきか

チャールズ英皇太子は11日付の日曜紙インディペンデント・オン・サンデーに寄稿し、ナノテクノロジー(超微細技術)については相応の注意と謙虚さが必要であり、これらを欠くと、「サリドマイド」薬害事件のような災難を引き起こす可能性があると警告した。

 ナノテクノロジー*1はうまく使えば非常にすばらしい成果を期待できるが、一歩使い方を誤れば取り返しがつかないかもしれない。
 マイケル・クライトンの小説にもある。
プレイ-獲物-(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)
 これはナノテクノロジーで開発された「生命」が人間を装い、襲う物語で、そこまで行くことはないかもしれないが、絶対にそうならないとは言い切れない。慎重に取り組んでもらいたいものだ。
 

*1:ナノテクノロジー [nanotechnology] 【工】 10億分の1m程度の微細な大きさのものを扱う技術。各分野に応用範囲が広い。