ナベツネついに辞任

巨人軍の渡辺恒雄オーナーが辞任…スカウト活動問題で

 ニュースを聞いて驚いた。そして、訳の分からない理由にも驚いた。このところ、1リーグ制の問題に絡んで偉そうな発言をしていた割には、全然関係ない方向からの話で辞任というのは、テイの良い追い出し工作だったのだろう。辞任というところも、あまりにもえらい人を解任するというわけにはいかないからか。殉死させられた方々はお気の毒。

 しかし、この渡辺恒雄って人は、まぁ、やり手だったようだ。基本的には好きになれない人の筆頭だけど。(偉そうにするヤツは嫌いなんだ。こいつはその典型。例の「無礼な」という表現からも偉そうでしょ。「無礼」というのは死語だと思っていたが。まだ、そう言う非常に「偉い人」が存在したんだ)
 魚住昭って人の書いた「渡辺恒雄 メディアと権力」という本を読んだことがある。ほんま、いけ好かないヤツですわ。政治の世界の裏話もあって面白いけど、ヤナ感じ。
渡邉恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)
 そりゃ、マスメディアを握っている人間は強いワナ。政治家を活かすも殺すも報道次第だからな。日本最大部数を誇るY新聞を握れば大きな力を持つ。上の本によると、中曽根元総理も渡辺参りに行ったとか。邪魔になるマスコミ人は次々葬り去ったとか…武勇伝には事欠かないようだ。
 また政治向きの話をしてしまった。お口チャック。(笑)