デュートリオンビーム?

 DESTINYでは、協定により、核エネルギーが使えないことになっている。だから、母艦から「デュートリオンビーム」を発信し、それをエネルギー源として利用するらしい。原理的に母艦の周囲で行動する範囲においてエネルギー切れがない…という設定らしい。(らしいの連発だ)
 さて、これと同じようなことはかなり以前から研究されている。地球の周りにたくさんの太陽電池パネルを設置し、そこで太陽光発電をする。それをマイクロ波などに変換して、地球に送って、それを再び電力*1として取り出すというのだ。全く同じといって良いだろう。わざわざデュートリオンビームというほどのものなのか…。それはさておき。
 この場合の問題は、そのビームの間に飛行機などが通過したらとんでもないことになる可能性があるなど、送受信を確実にしないと、かなりのエネルギーを送り込むことになるので、予想以上の、あるいは予想外の事故が発生することが考えられる。

 ではDESTINYではどうなのだろうか。母艦の周りに全方位に放射するのであれば、ロスが大きいと考えられる。それでは、ピンポイントでちょこまか動くMSにビームを放つのだろうか?実際その技術があれば、MSを簡単に狙撃できるということになる。おそらく、ある程度の範囲でビームを照射することになるのだろう。
 まぁ、最終的にはどうでも良いことなのだが、地球のエネルギー問題を考えたとき、上の方法は一つの解決策ではある。(解決しなければならない問題は多々あるようだが…)

 もう一つの疑問は、母艦のエネルギー源とエネルギー容量だ。どうなっているのだろうか。真剣に悩むなよ。>自分(^^;)

*1:マイクロ波送電システムについてはここ 他にもここがある。ググると約470件ヒットした。けっこう研究されているようだ。