ThinkPadは変わらない」

LenovoへのPC事業売却について、米IBMのPC開発責任者のピーター・D・ホテンシャス氏(パーソナルシステムズグループ プロダクト&オファリング担当バイスプレジデント)と、同社フェローの内藤在正氏が来日して説明した。

 ノートPC「ThinkPad」やデスクトップPC「ThinkCentre」開発陣はまるまる新会社に移行し、品質チェック体制もIBMと同じ基準を維持。サポートはIBMが行うため、信頼性は低下しないと強調する。コンシューマーやスモールビジネスなどLenovoが強い分野向けに、新製品も開発したいと意欲を示した。

 ThinkPadは私も大好きなマシンだ。と言いつつ、VAIOなどを使っていたりするが、これまでにも535や240Zなど使ってきて、使い心地の良さやサポートの良さは特筆に値する。しかも、わざと角から落とす実験やキーボードの耐久実験、液晶画面の開け閉め耐久実験など、使い勝手のために多大な努力をしていることについては評価している。
 コーヒーがこぼれても大丈夫なキーボードも、安心感が強い。
 その分、ちょっとお高くなるのは仕方がないが、お金がない私としては、値段の割に高機能を目指したいので、遺憾ながらThinkPad購入を断念することがあった。そして、この度、IBMから売却されることになった。無念…。
 そうは言うものの、今後ThinkPadがどのように変化していくのか、また変化しないのか、見極めたいと思っている。

 今日は、午後から、ThinkPad240Zのメンテナンスも行った。順調に動作している。非常用のマシンとして、現役バリバリだ。