水素分子閉じ込め、京大が初成功

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炭素原子60個でできたサッカーボールのような格子状分子「フラーレン(C60)」の中に水素分子を閉じ込めることに、京都大化学研究所の小松紘一教授らのグループが世界で初めて成功した。フラーレンに穴を開けて閉じる「分子手術」の手法を駆使し、さまざまな分子が入ったフラーレンを大量合成する道を開いた。電子材料や医薬品などへの応用が期待される。14日発行の米科学誌サイエンスで発表した。

 さまざまな応用が考えられて、面白いことができそうだ。
 期待できそう。