母親の3割は「自分も現役ゲーマー」

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 家庭用ゲーム機で遊んだ経験をたずねたところ、「以前はやっていたが最近はしていない」(43.0%)または「最近した」(28.8%)と約7割の母親に経験があり、「ほとんど経験がない」とした27.6%を大幅に上回った。特に「最近した」と答えたのは若い母親に多く、20代では3人に1人が“現役ゲーマー”だった。

 前から書いてきたことだが、最近の子どもの問題は、その親にある。それを裏付けるデータが出たようだ。

ゲームを子どもと一緒に楽しむことがあるのは61.9%で、遊ぶ目的も「家族とのコミュニケーション」が52.5%がトップ。「子どもと共通の話題ができた」(46歳)とゲームをコミュニケーションに活用している母親の姿がうかがえる。

 これは言い訳に過ぎない。「子どもと共通の話題ができた」と言うが、そんなことでしか共通の話題が作れないってことに問題があるのではないかな。親が子どものレベルに下がってきていると言っていいかもしれない。
 大人になりきれていない大人、親たちが充満してきて、いまの日本の危機的な状況があるのではないか。(偉そうなことを言っているな>私)

一方で「一人ですることもある」という回答が62.9%と「子どもと一緒」をわずかに上回り、ゲームをする目的の2位と3位にも「ストレス解消」(40.6%)、「ひまつぶし」(36.5%)が入った。プレイ時間帯は「平日の昼間」(30.8%)に次いで「平日の深夜(子どもが寝た後)」(19.6%)が多く、同社は「ストレス解消やのんびりできる趣味としてゲームを続けているようだ」と見ている。

 ってことだ。つまりは自分が「はまっている」わけで、子どもをダシにしている。
 家事の自動化が進み、コンビニが増え、「ひまな」時間がたっぷりある「お母さん」たちは子どもをほったらかしにして遊び呆けている。
 毎年のように発生する「パチンコしていたら、車においておいた子どもが死んじゃったぁ」事件もしかりだ。遊びに呆けていて、子どもの存在を忘れている。或いは、ここまで毎年あったら、確信犯なんではないかとも思えるのだが…。つまり、自分たちが遊ぶのに邪魔だから、未必の故意的に子どもを殺そうとしているのではないかと思えてくる。
 ゲーム機だけが悪いわけではない。めっきり繁盛しているらしいパチンコや噂の海外ドラマにうつつを抜かすのも同じようなものだろうけどね…。
 もちろん、何か趣味を持つのは悪いわけではないが、子育ては気合いも、根性も、お金も、時間もいるものだってこと忘れてはいけない。だからといって子育てが重荷なのではない。ステキなものであると思うけどね。そこをもっと見つめてほしいな。

 ただし母親自身がゲームを楽しむことについては、現役ゲーマーの71.9%が「問題なし」と肯定。「気分転換にもなり、子どもと一緒に楽しめる」(50 歳)という積極的な意見や、「親がやっていては子どもに禁止できないが、子どもに頼まれてしぶしぶ始めたゲームがやめられなくなった。仕事中の夫には申し訳ない」(43歳)という悩みも。

 それにしても、みんな自分に都合の良いことしか言わないね。アンケートの恐ろしさを感じました。