「ほめるな」講談社現代新書読了

ほめるな

 最近の「ほめる教育」は危険だという話。よく分かるような気もするし、すべてに当てはまるわけではないだろうって気もするし…。
 何でもかんでもほめればいいわけではないという点においては賛成だ。
 下手すりゃ、図に乗る。(もうすでにかなり図に乗っている方たちもいるようだからな)
 
 ほめることが子どものやる気を失ってしまうという実験結果は、ある意味、恐るべきものだと思った。しかし、大人への成長の過程の中で、最終的にほめられることを期待していないというのも嘘だろうと思う部分もある。純粋な「好きだからやっている」だけでは一生涯過ごせないと思うのだ。
 まぁ、何事もほどほどってことなのだと思うのだが。そのほどほどの具合が分からない人が多くなったと言うことなのだろう。
 愛情は大切だと思う。
 
 最近では、親こそが問題であることが多いようだ。
 昨日、子どもの小学校の授業参観があった。廊下では保護者がやかましく話をしていて、携帯電話が鳴り放題だったという。(そんな学校に子どもをやっているのかと思うと背筋がぞっとする)が、これは6年生の保護者に見られる傾向で、3年生の方ではそうではないらしい。ってことは、息子の同級生はろくなやつがいないってことなのか…。(-_-)
 
 次は「ドキュメンタリーは嘘をつくドキュメンタリーは嘘をつくだ。
 メディアには昔から興味がある。研究テーマの一つだ。