“常識”覆す?野菜や果物摂取は大腸がん予防にならず

 野菜や果物をたくさん食べても大腸がんの予防にはつながらないことが、厚生労働省研究班の坪野吉孝・東北大教授(疫学)らによる男女約9万人の追跡調査で明らかになった。
 日本では近年大腸がんが急増。大腸がん予防には野菜の摂取が重要と言われていたが、この“常識”を覆す内容だ。成果は9日付の英国のがん専門誌に掲載された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050509-00000112-yom-soci

 それにしても、最初に野菜や果物が大腸癌予防に良いと言ったのはどこの誰なのでしょうか。こういったデマの流れを遡れば面白いかも。案外どこかの「野菜ジュースメーカー」とかだったりして…。
 根拠のない話が、誰かが言ったことで、或いは誰か有名な人が言ったという「噂」で信憑性を持ちながら広がっていく…怖い話だ。このメカニズムをうまく使えば情報操作も可能かもしれないな。一番簡単なのはマスメディアだね。(っていうか日常的にそんなことやってますね、マスメディアは)
 こんな状況だからこそ、自分で正しい情報を集めるのが重要になるのだが、玉石混淆の情報の中から何が真実かを見極めるのは簡単なことではないなぁ。