「第10惑星」冥王星しのぐ 直径3000キロ

 【ワシントン1日共同】米航空宇宙局(NASA)が昨年夏「太陽系10番目の惑星」と発表した天体は直径約3000キロで、冥王星より大きいことが、ドイツ・ボン大などの観測で分かった。研究チームは「惑星」説を支持する結果だとしている。2日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。
 この天体は海王星冥王星よりも外側の軌道にあり、太陽からの距離は地球までの約97倍。あまりに遠いため、可視光の観測では正確な大きさが決められなかった。
 研究チームは、スペインにある電波望遠鏡を使って天体から放射される熱を検出、太陽からの距離を基に直径を割り出した。冥王星(約2400キロ)と月(約3500キロ)のほぼ中間の大きさで、1846年の海王星発見以来、太陽系で見つかった最大の天体になるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000013-kyodo-soci

 何度か話題になった第十惑星。冥王星の大きさに関する話題と共に「惑星」の格としての「大きさ」があるのかないのかが話題になっていました。今回の観測結果で、その資格ありとされる可能性が大かも。さて、このあとがどうなるか楽しみだね。