いじめの嵐が吹き荒れている…
いじめによる自殺が相次いでいる。死ぬまでに追い詰められていたのなら、他にできることはもっとあったろうに…。この世界に愛想を尽かすにはまだまだやっていないことがたくさんあるのではないかなぁ。
これまでにもあまたのいじめ自殺があった…。
- 作者: 岡真史
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1985/12/01
- メディア: 文庫
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確かにこの世界は言うほど平等じゃないし、すばらしいものでもない。でも、生きているからこそ感じられるすてきなこと*2は必ずある。
大人たちはまるでいじめは子どもの世界だけのことのように語っている。曰く、学校が悪い、先生が悪い。でもね、大人の社会にも根深くあちこちにいじめは存在する。それをごまかして責任転嫁しても、子どもたちのいじめはなくならない。
子どもは大人を真似するのだ。大人がいじめをしていたら、子どもはそれを敏感に感じ取って、「やっていいんだ」というサインとして受け取るんだ。テレビ番組を見ても笑いをとるのに人を馬鹿にしているではないか、暴力をふるっているではないか。それは最低の笑いの取り方なんだけど、芸のない芸NO人がテレビでやっているんだから、「それもありか」と子どもは思うんだよ。そんな番組を垂れ流しにしておいて、別の番組では偉そうに「いじめは…」などとやっている。その矛盾をもっと突いてほしいものだ。表現の自由と言うだろうが、それでは今の状況は変えられない。「品格」という言葉が流行ったけど、品格の「ひ」の字も感じられない世の中になっているのに気づかないのか。それを主導しているのがメディアであることも…。メディアが品格を失って、大衆に迎合するだけに堕した*3から…。
全く無節操な世の中になったものだ。
いかん、朝から社会向きの話をムキになって…。まぁ、たわごとだと思って聞き流してくれ。m(_ _)m