原発の耐震性検証へ 国の調査委が柏崎刈羽原発視察

 結局、原発の耐震性ってたいしたことなかったんだ。

 中越沖地震原発への影響を調べる調査対策委員会(委員長=班目(まだらめ)春樹・東京大教授)のメンバーが8日、東京電力柏崎刈羽原発を視察した。今後の検討課題などを話し合い、耐震性に関して建設時の国の審査が妥当だったかについて検証することを決めた。
http://www.asahi.com/national/update/0808/TKY200708080302.html

 あれほど「原発は安全です」とか言っていたのに、何、このザマ。
 エネルギー問題、温暖化問題、地下資源の枯渇など考えたら、原子力もしかたないかなと思っていたんだけど、やっぱりだめじゃん。
 今回の地震で、東電から出てくる言葉は「想定外」ばかり。想定外以上のことを想定しておいてくれたのではないのか? わからないからこそ10倍以上の安全率をかけてほしいところだ。人体の薬物に対する安全率は、安全と思われる量のさらに1/10以下と聞いたことがある。安全率はその場所場所で違うのか? では何を根拠に安全率を決めているのかなぁ。専門外なのでわからないけど…。
 マグニチュードは1大きいとエネルギーは30倍以上で、2大きいと1000倍以上だという。こういう数値から考えると、安全率は10倍でも大きくないと思うんだけど…。
 そのほかに、このところ続いているボヤなどの問題。セキュリティにも大きな問題点があるようですな。某国の工作員が簡単に破壊工作できるのではないですか?