冬は天体観測に適している…か

水陸両用バス

 このところ、日の出は7時過ぎなので、6時半はまだ、薄暗い。その中で東の空にひときわ明るく輝く星が見える。明けの明星である。
 それも、次第に高度を下げてきているので、近いうちに見えなくなるのだろうか。
 
 日没は17時過ぎ。
 このところ、連日鉄道での人身事故で、帰宅するときに往生しましたが、おかげで、ゆっくり空を見る機会を得たとも言える。
 19時前後だと、オレンジ色に輝く明るい火星が、東から南に向かうルートで見つかる。その近くにはオリオン座も見えるはずなんだけど、雲や天気の加減でちょっと見えなかった。
 
 冬は空が、澄んでいるので、星が見えやすい気がする。風が強くて、上空の塵が少ないってのも理由かな。
 しかし、寒いから長時間の天体観測に報って言うわけでもないような気がするけど…。まぁ、夜の時間が長いというのも観測には向いているんでしょうね。
 
 私は子どもができたら、大きな反射望遠鏡を買って一緒に天体観測するのが夢だった。が、現実にはそんなこと、できていない。
 理由その壱 大きな反射望遠鏡を買うお金がない。
 理由その弐 大きな反射望遠鏡をちょうど良い場所に運んだりする自動車を持っていない。
 理由その参 これが致命的な欠陥なんだけど、私は夜遅くまで起きられない。超朝型人間なのだ。
 以上の理由で、どこかの山の頂上で、大きな反射望遠鏡を親子で覗くという、知的なファミリー像は無惨にも打ち砕かれた。(^^;)
 
 でも、いろんな天体現象があるたびに、見える範囲で一緒に観測しようと試みたが、全然反応無い。去年の月食だって一番喜んでいたのは私だった。赤黒い満月ってそれだけで、おどろおどろしいじゃないですか。滅多に見られないのにね。