それにしても日本の政治は…

 ここではあまり政治のことは書くつもりはないけど、このところの状況はひどくない?
 
 先日、テレビをつけたら、相変わらずアフォな「大食い大会」なんてことをやっていた。メディアもおヴァカになったものだ。っていうか、情けないモノになり果ててしまったようだ。
 食糧自給率が39%*1という現状で、そんなことしている場合か?
 アメリカでの穀物先物取引の値段がいずれも数倍に跳ね上がっているという。その高価格に買い付けているバイヤーたちは誰も心配していない。「日本が買うさ」ってことでね。
 買わされる日本はどうよ。
 食べ物のことだから、命に関わる。だからどれだけの値段をふっかけられても買わざるを得ない。
 近々われわれは非常に高い穀物アメリカから買わされることになるのだ。買わなければ生きていけない。
 それで良いのか?
 日本のすぐこれからの将来について、即刻真剣に考えないと。
 食料だけでも非常に高くつく問題が発生しているというのに、ガソリンの税金がどうのとアフォな事で揉めている場合ではない。
 さらにエネルギーも同じように真剣に考えなければならない。これからのエネルギー資源をどうするのか。
 国としてのしっかりとしたポリシーがないと日本って国は近々、干上がってしまう。
 早急に食料とエネルギーについての安全保障のポリシーを打ち出し、手を打たないと、可及的速やかに貧乏国になってしまう。ぺんぺん草も生えなくなってしまうよ。
 バイオ燃料がこれらの問題を加速している。食料とエネルギー問題がひっついてしまったのだ。ちんたらしている場合じゃない。
 
 個人レベルでどうすれば良い?
 ニートしているヒマがあれば、農業に鞍替えしよう。少くとも食べていける。食べ物を持っている者は強いんだよ。命の糧を握っているのだから。それは太平洋戦争時の疎開を参考にすれば、ごく当たり前の事実である。どれだけお金を持っていても、食べるものを持っている者には勝てないのだ。簡単な原理だ。
 若者よ、農業を目指せ。
 そして、日本が世界で生き残っていくためには、若者よ、工業を目指せ。
 
 ネット上でお金を動かしているだけでは、恐慌が起きて金に値打ちが無くなったら、何もなくなる。でも、手元に農作物、工業製品、資源を持つ者はいつでも強い。…と私は思う。
 …しかし、私はいずれも持っていない。(^^;)

*1:この9という数字がくせ者っぽいよね。スーパーの価格と同じで、40%と思わせようとして、実は30%台で…本当は36〜7%辺りじゃないの?ってことは1/3ってことなんだな。毎日1食しか食べられないってことなんだ。