だからどうだというのか

ゆべし

警察庁と学識経験者で作る青少年問題調査研究会(委員長、矢島正見・中央大教授)は24日、携帯電話と中高生の意識・行動に関するアンケート調査結果を公表した。中学生の場合、検挙・補導されるなどした非行生徒の携帯電話所有率は6割強で、一般生徒(3割)の倍以上だった。中高を通じ、非行をした女子には携帯への依存傾向がうかがえた。

 携帯を持っていたら2:1の掛け率で非行少年なのか?
 安易な結論は困る。ただし、「依存傾向がうかがえた」という点については、重要なポイントとなりそうだ。
 そして、これは別のことも関係しているといえる。基本的に親の愛情に飢えている。だから、その代わりを何者かに求める。それが、異性だったり、携帯だったり(それを異性につなげるチャンネルとして)、お金あるいはブランド品(これも結局は異性につなげるチャンネルの一つといえなくはないかな)などいろいろあるが…愛情の代用品なのだろう。

 また、携帯を買い与えるという環境の問題まで遡って考える必要があろう。
 子どもがほしいと言えば、単純に買い与える状況、「買ってくれないと家出するぞ」と恫喝して交わせるという状況、夜遅く塾に行くので安全のため持たせているという状況(その状況をうまく使って、昨今の世の中、危ないからといって、親に買わせたと言うこともあろう)

 まぁ、単純ではないな。疲れが溜まっているので、深く考えるのがちょっとしんどい。ここらが潮時かな。
 わかったようなことをしたり顔で書くのも恥ずかしいのでこの辺でやめよう。m(_ _)m