入試改革なのか…

大阪府教委は三十日、公立全日制普通科高校入試の合否判定で、全校一律に約50%ずつと定めている学力テストと内申点の比重を、来春の入試から学力テスト、内申書とも最大60%で、各高校が独自に選択できるようにすると発表した。《学力テスト重視校》《内申重視校》などの特色を明確にすることで、高校側が欲しい生徒と受験生側の行きたい学校を一致させ、“府立復権”の足がかりにする。

 大阪府の入試システムは毎年のようにいじくられている。現場の先生や受験生は振り回されているみたい。
 これは塾繁盛モードに切り替えるという宣言みたいだ。
 塾で勉強ばっかりして、実技教科をいい加減にしかしないタイプの、嫌らしいヤツが昔からいた。そんな奴らが点数で勝負する学校(どうせ、偏差値の高そうな学校がそうなるに決まっているでしょうが)を受けるために、実技教科はしなくていいんだよと言う、お墨付きをもらうようなものだ。いかがなものか。
 どうすればそんな発想が出てくるかな。中学校の勉強をどれも一生懸命やりなさいという話にはならないのか?>教育委員会