小惑星「トータチス」29日に地球接近、651年ぶりの近さ

専門誌「アストロノミー・マガジン」によると、トータチスは29日に、時速3万5000キロのスピードで、地球から155万キロまで接近する。この距離は、天文学的にみるとにはかなり近いもの。

 もし地球にぶつかったら?

トータチス通過で地球が影響を受けることはないが、衝突した場合は、TNT火薬で100万トンの爆発に匹敵するダメージを受ける。(同ニュース元)

 バトエン*1みたいに、「全員にTNT火薬100万トンのダメージ」となっては困るんですけど。

 地球上の生命は常に危険にさらされていると考えた方がよいかも。
 その昔、杞の国の人が空が墜ちてこないかと心配して、何も手につかず…という故事成語がある。「杞憂*2」である。しかし、杞の国の人たちの心配は決して大袈裟なものではなかったのかもしれない。現に過去には数度にわたって生命の大絶滅があったというのだから…。
 問題はそれが、今日・明日に起こることでは、おそらく無いだろうという「大人の判断」によって却下されてしまうことだね。大人の判断がいつも正しいわけではない。もしそうであれば、世の中もっとステキなものになっているはずだからだ。そうでないってことは、「大人たちの判断」はあまり当てにならないことを証明しているってことなんだけど。どうよ。(なんだか訳の分からない展開になってきた。少々アルコールが入っているようだ。消毒のしすぎに注意しよう)

*1:バトル鉛筆。鉛筆を転がして、5〜6角形の鉛筆の側面に書いてある事柄に従って、遊ぶもの。削って使えないわけではないが、鉛筆としては使わない。学校に持って行けるおもちゃというなかなか鋭いところをついた玩具。小学生の間で、それなりに流行っているようだ。

*2:〔周代、杞の国の人が、天が落ちて来はしまいかと心配したという「列子(天瑞)」の故事による〕あれこれと無用な心配をすること。取り越し苦労。杞人のうれい。 from infoseek