またまたへんないきもの読了

タママインパクト

 先日、本屋さんで見つけて、最後の一冊を見事ゲットした。
 前作が面白かったので、今回も購入。まぁ、面白いとは思うけど…って感じかな。悪くはないけどね。
 最後の方にある、著者の絶滅生物、環境破壊についてのご意見のページは気持ちがよく分かるが、どうすればいいのってところが弱い。それもよく分かる。非常に微妙だ。はっきり「このままでは人類も滅亡する」と断言しちゃっても良かったかもしれない。まぁ、読者にはかわいい子どもたちもいるかもしれないから、そう言った破滅的な言いぐさはできなかったのかもしれないけど、そんなことに気遣っていられる場合じゃないのじゃないかと私は思っている。一方で、自分にも子どもがいるだけに、子どもたちにも、さらにその子どもたちの子どもたちにも豊かな地球を残していくのが今の大人の義務だと思っている。が、果たしてどれだけ可能なのか。
 どっぷりと超エネルギー消費生活に使っている私たちにはそれを語る資格はない。けど、せめて、語らねば、物事は進まないかも…。
 小手先の環境問題を云々する暇があったら、エネルギー消費生活を切りつめることを進めるのが本筋だ。でも、それをすると資本主義経済が破綻するかもしれないな。ってか、資本主義経済自体に限界があることがアメリカ、日本の現状を見れば明白だろうに。このまま続けていけば、いずれにせよ、人類は悲惨な状況*1に陥ることは確かだ。
 
 解決策は、エネルギー消費を極限まで削減する。それにより経済的な動きは停滞するかもしれないが、同時に資本主義経済の限界に至らずに済む。
 しかし、できない相談だろうな。私自身も今の便利な生活から弥生時代とまでは言わないが、江戸時代の生活に変えられるかと言われれば自信は全くない。
またまたへんないきもの
 いかん、また偉そうなことを書いてしまった。m(_ _)m

*1:経済的貧富較差で国際的な戦争になるか、同じく貧富の拡大で内紛が起こるか。或いは強大な力を持つ企業の社長が国家を支配して我が物顔に振る舞う恐怖の時代が来るのか…。でなければ環境破壊による地球システムにしっぺ返しを食らって人類はひどい目にあわされるってことが考えられる。いずれにせよ圧倒的多数の一般市民はひどい目にあうことになる。