教育は本当に難しいな
欲張りすぎるニッポンの教育読了。
- 作者: 苅谷剛彦,増田ユリヤ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/17
- メディア: 新書
- 購入: 9人 クリック: 259回
- この商品を含むブログ (87件) を見る
フィンランドの教育のどこがすばらしいのか。日本の教育のどこが間違っているのか…。
日本の教育が間違っているわけではない。芯がブレていることが問題なのだと。また、必ずしも日本の教育システムが悪いわけでもない。社会全体のシステムの中野教育システムというとらえ方をしないと、教育の現場だけいじくっても問題は解決しない。
そりゃ、日本の教育についての問題点を「現場」や「教師」に押しつければ、誰からも文句を言われないからね。それを「親」と言ってご覧なさい、そんなことを主張する新聞や雑誌を買ってもらえなくなるし、そんな局のニュースを見てくれなくなるから、見ている「親」たちに具合の悪いことを言うわけがないのだ。
でも、今の小学校の参観日に行ってご覧なさい。親たちの行儀の悪いこと。親があれだもの、子は縮小コピーになるに決まっている。
「授業の迷惑になるので廊下では静かにしてください」と張り紙を貼られる参観者の親たちっていったい何?
教育の現場を知らない政治家達や成績優秀でずっとやってきた文科省のキャリア達に何がわかるのですか?変に教育をいじられて、自分の子どもが無茶苦茶にされるのは許せないよ。ったく。
をを、またやってしまいましたね。あくまでも戯言です。気にしないでください。自分の子どもがかわいいだけですから…。
でもね、まともに子育てをしたこともない政治家達に教育を云々されたらたまらんて。