このところペースが落ちている
まぁ、お盆だったし、通勤で電車に乗らないと本を読まないからなぁ。
読書のペースが落ちています。
先日読了したのは…
- 作者: 上杉隆
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: 新書
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今回のは、前にも少し聞いたことがある記者クラブの話だ。
っていうか、二本のジャーナリストっていうか、新聞記者たちはジャーナリストではないって話は、まぁ、そうなんだろうなと思いますな。
彼らが悪いというのではない。そもそもジャーナリストになるようじゃない人間が「マスコミ」に惹かれて結局は家庭人になるべくしてなってしまったのだから…。
しかし、そんな調子で新聞をつくられたら、読者としてのわれわれはなんだかなぁだなぁ。
・記事を書いた人の署名がない。
・ニューソースが曖昧。「政府高官によると…」 それって、だれ?
「…ということがわかった」 って誰がどのようにして、何がわかったの?
ニュースソースとしては今はネットもかなり良い線行っているから、そろそろ新聞も終わりかもしれないな。再編が近いという噂も聞くけど…。
質の良い記事を読みたいだけです。
そういえば、バラエティー系ニュース番組に出てくるコメンテイターっていう人たちもちょっと自分の立場を考えてほしい。
専門家としての意見は貴重だ。でも、専門外のことにまで、知ったかぶりで言うのは…。一個人の感想を専門家面して、それっぽく言うのはどうかな。感想と専門家の意見をきっちり分けてほしいな。
偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)
- 作者: 武田邦彦
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/05/01
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今読んでます。
前からエコロジーは少々きな臭いところがあると思っていたんだけど、久々にこの手の本に手を出してみた。
エコロジーのごく初期の頃から、関心があって、自分の納得する範囲でエコロジーについて勉強してきた。
いろいろと欺されたこともある。
っていうか、いろんな本が出て、いろんな意見が出て、何が本当か、一般庶民としては、本格的に関わっていない分、二次的な情報で考えてしまう。
そのころ、割り箸は環境破壊より、森林保護に役立つってことがわかっていながら、「使い捨ての文化を考え直す一つの象徴として…」とかどうとか言いながら、割り箸産業をつぶしてしまい、結果として森林保護のための資金が潰えてしまった経緯があるという話もある。
それだけに、「エコ、エコ」と騒ぐ人たちをいきなり信じるとやけどをすることがある。嘘と誠が入り交じっているからわかりにくいのだ。
ツバルって島国が沈む話。やはり、テレビではまるで温暖化によって沈むような話をしていませんか?
家の者もそう思っていたりしました。 北極の氷がとけても、水面は上昇しない。また、南極では温暖化が進むと氷の量が増えことがわかっている。じゃあどうなのか。きっちりと説明されていない。ネットにもいろいろと書いてあった。まぁ、ネットに書いてあることが正しいと即断できるわけでもない。
ここでも、メディアの責任が大きい。こういうときにジャーナリストさんたちにがんばってもらいたい。
メディアには必ず編集者がいて、その者の意図が反映されているってことは、ある程度知られてきているが、圧倒的多数の無垢な人たちはまだまだ新聞、テレビの言うことは正しいと思わされている。そして、割を食わされるのは、無垢な人たち。
それにしても、何が本当なのか、わかりにくいな。情報が無くてもありすぎても…。ちなみに、これらの本も、本当かどうかはそれだけで言い切ることはできないんだよな。そこが、見えにくい時代になっている気がする。