The Lost Symbolは進行中
いよいよ佳境に入って参りました。
Pod5から脱出したキャサリンはラングドン教授とベラミーに図書館で合流した。しかし、CIAはすぐそこまで迫ってきている。ベラミーの指示に従って、図書館のカウンターの秘密のトビラから書庫に入った。CIAは最新型の暗視スコープを使って、体温から彼らの移動を探り出し、書庫の入り口を見つけ、自動で点灯する照明の動きから先を読んで回り込み、ついに…ベラミーを捕まえた。しかし、ラングドンとキャサリンはいなかった。
ベラミーの機転でラングドンとキャサリンは図書搬出用のコンベアで、別のビルまで運ばれた。
ピラミッドが示す暗号を解読して次のポイントに進もうとして、教授とキャサリンはビルを出てタクシーを拾った。ベラミーを尋問し、CIAはそのビルに侵入しようとしたそのときだった。
しかし、タクシーの運転手は、男女の二人組の非常通報を受けて、密かにCIAに連絡した。何も知らない二人はそのまま暗号解読に余念がなかった。タクシーはゆっくり走り、CIAの包囲網は完成に近づいていた…。
突然、キャサリンが行き先が間違っていると言いだした。ラングドンは間違いないと力説するのだが、キャサリンが「よく見て」と指し示したものは…
それを見て、二人は「ちょうどいい、ここだ」といって、タクシーを降りた。運転手は二人を逃がさないように焦ったが、二人は地下鉄に乗って行ってしまった。しかし。二人の会話からどこに行ったのかはわかっていた。
遅れてやってきたCIAはその運転手の話を聞いて、大至急、目的地の地下鉄の駅に配置するシフトを引いた。
が、二人は知っていた。そう、キャサリンが見つけたのはタクシーの客席用のマイクがオンになっていることだったのだ。盗聴されていると知った二人は、一計を案じて、地下鉄のターミナル駅に向かった。そこは3つも4つも路線がある駅だ。だから、別の路線の話をしてCIAを煙に巻いたのだ。
二人は目的の教会について、そこである人物と会った…。
どう、なかなか迫力満点でしょ。今回はワシントンDCから外に出ないみたいですね。
探しているのは、地下深くまで続く螺旋階段のあるところ、その一番下に人類を革新する「知恵」というか「力」が隠されているという。それを狙っているのは本当は誰なの? ピーターは死んだのか? CIAはなぜ執拗に古代の知恵を狙ってくるのか、なぜ詳しく知っているのか…? あと35%くらい。
このところこればかりなので、和書は停滞している。同僚のUさんに伊坂幸太郎の最新作をもらいました。
ありがたくちょうだいします。でも、読み始めるまでに今少しかかります。
ところで、「はてな」の調子が現状、不安定なようで更新作業、本の紹介などが不調です。
…のようなので、今日はこれまで。BYE
追伸
これをもらいました。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/11/26
- メディア: 単行本
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