危うくアルマゲドン?

今年3月、地球に接近した直径約8メートルの小惑星が、地表からわずか7000キロのニアミスを起こしていたことが分かった。従来の最接近記録の約4万3000キロを大幅に塗り替え、最も地球に接近した天体となる。国際天文学連合小惑星センター(米マサチューセッツ州)から連絡を受けた国立天文台が26日、発表した。

 地球の非常に近くを小惑星が通過したというのだ。引用にもあるように、地球の半径を少し上回る程度の距離。宇宙のスケールから考えたら、衝突したのと同じだ。小さかったから良いようなものの、直径が数キロもあるようなものだったら、人類の歴史は終わっていただろう。
 映画「アルマゲドンアルマゲドン [DVD]にあるような巨大隕石が地球に来たら、ほんと、地球上の生命は壊滅的な打撃を受ける。
 よしんば、人類が生き残ったとしても、文明は滅び去るだろう。原始時代に逆戻りだ。野生で生きていく力のある人間だけが生き残れるのかもしれない。(規模にもよるが、難しいだろうな)
 しかし、地球の歴史を振り返ると何度も生命の大絶滅を繰り返してきたらしい。だが、生命は新規巻き返しを繰り返しているのも事実。次はどんな生き物たちが地球上を闊歩するのだろうか。

 一方で、人類の英知をかけて、大隕石などが地球に接近してくるのを察知し、それを退けることができないものなのだろうか? 映画に出てくる高性能なシャトルも現実にはないのだから、だめだろうな。そんなことに予算を割いている国家も地球にはないようだし…。いっそのこと国際救助隊を作ったらどうだ。
THUNDERBIRDS ARE GO!