さまざまなロボットが研究されているようで…

水上を歩くロボット――これは「機械学の奇跡」と呼んでいいかもしれない。自然界からのインスピレーションと、マサチューセッツ工科大学(MIT)による研究成果の支援を受け、カーネギー・メロン大学のメティン・シッティ工学助教授率いる研究チームが、昆虫のアメンボのように水上を歩行する小さなロボットを開発した。

 水上をすいすい動くことのできるロボットというのも凄いね。あまり大きいと表面張力を使えないわけだから、メカニズムが単純かつ効率的にできなければならない。また、そもそもアメンボがどうやって人間にして時速600kmの速さで水上を動けるのかを理解していなければ、ロボットを作ることさえできない。さまざまな研究が総合されて、ロボットができているんだね。
 そうそう、岩波書店からこのようにいろいろなことをまとめたロボット学の本が出るようだ。
岩波講座 ロボット学〈1〉ロボット学創成 岩波講座ロボット学1 ロボット学創成 3255円
 もちろん、岩波書店だからきっちりとした学問としてのロボット学の総合的教科書シリーズだそうだ。面白そうだけど、お値段がなぁ。